私がメインスマホとして愛用しているPixel 10aとの競合相手であるarrows Alpha2がついこないだ発売されたから、両者のスペックを比較してどちらがおすすめか独断と偏見でまとめていきたいと思う。
基本仕様
| Pixel 10a | arrows Alpha2 | |
| SoC | Tensor G4 | Dimensity 8350 Extreme |
| OS | Android 16 | Android 16 |
| メモリ | 8GB | 8GB 12GB |
| ストレージ | 128GB 256GB | 256GB 512GB |
| 本体サイズ | 縦153.9mm 横73mm 厚さ9mm | 縦155mm 横72mm 厚さ8.6mm |
| 重量 | 183g | 187g |
| カラー | Lavender Berry Fog Obsidian Isai Blue | インディゴ ホワイト レッド ブルーグリーン |
| バッテリー容量 | 5100mAh | 5370mAh |
ディスプレイ
| Pixel 10a | arrows Alpha2 | |
| ディスプレイサイズ | 6.3インチ | 約6.4インチ |
| アスペクト比 | 20:9 | 20:9 |
| 解像度 | 1080×2424 | 1200×2670 |
| 最大輝度 | 2000nit | 3000nit |
| ピーク輝度 | 3000nit | – |
| パネル | pOLED | LTPO有機EL |
| リフレッシュレート | 60~120Hz | 最大144Hz |
カメラ
| Pixel 10a | arrows Alpha2 | |
| 広角 | F1.7 1/2インチセンサー 4800万画素 | F1.88 1/1.5インチセンサー 5030万画素 |
| 超広角 | F2.2 1/3.1インチセンサー 1300万画素 | F2.05 1/2.7インチセンサー 4990万画素 |
| インカメラ | F2.2 1/3.1インチセンサー 1300万画素 | F2.0 1/2.7インチセンサー 4990万画素 |
機能
| Pixel 10a | arrows Alpha2 | |
| 生体認証 | 光学式画面内指紋認証 顔認証 | 電源ボタン一体型指紋認証 顔認証 |
| 防水性能 | IPX8 | IPX6 IPX8 IPX9 |
| 防塵性能 | IP6X | IP6X |
| NFC | NFC対応 FeliCa対応 | NFC対応 FeliCa対応 |
| Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
| Bluetooth | Bluetooth 6.0 | Bluetooth 5.4 |
| インターフェース | USB Type-C USB3.2 | USB Type-C USB3.1 |
| 充電 | 最大45W有線充電 最大10Wワイヤレス充電 | 最大90W有線充電 |
| OSアップデート | 7年 | 最大3回 |
| セキュリティアップデート | 7年 | 5年 |
| その他 | – | MIL-STD-810H準拠 microSDXC対応 |
価格
| Pixel 10a | arrows Alpha2 | |
| 8GB/128GB | 79900円 | – |
| 8GB/256GB | 94900円 | 94900円 |
| 12GB/512GB | – | 118800円 |
Pixel 10aの特徴
搭載しているTensor G4は最新のTensor G6より2世代も前のSoCだし、先代のPixel 9aから刷新されず足踏み状態ではあるんだけど、最適化の問題もあってかPixel 10aはTensor G6を搭載しているPixel 11シリーズよりもパフォーマンスが良い傾向がある。ベンチマークスコア的には概ねミドルハイスマホに当たる性能で、重い3Dゲーム以外は大体こなせるスペックだ。
この価格帯としては珍しく無線充電が備わっているのもありがたい。ただ、残念なことにPixelsnapには非対応となっていて、PixelsnapやMagSafeアクセサリーを使う場合はマグネット内蔵のケースなどで後付けする必要がある。個人的にはPixel 10aのミニマルなデザインが超好みだから、裸で使ってデザインを楽しむも良し、マグネット内蔵ケースで拡張性を高めても良しの1台となっている。
4K動画の普及やアプリのクオリティ向上により、ここ最近はスマホにもパソコン並みのストレージ容量が求められている中、Pixel 10aは珍しく128GBという控えめな選択肢がある点も個人的にはメリットだ。外部ストレージやクラウドストレージを使っているスマホユーザーにとって、スマホ本体のストレージ容量を抑ることで端末価格も抑える戦略が正道的なところがある。
OSアップデート保証とセキュリティアップデート保証は共に7年と、Pixelシリーズの例に漏れず長期的なサポート体制が整っている。長く安心して使うスマホとしては最有力候補になるのではないだろうか。
arrows Alpha2の特徴
コスパに優れたMediaTek社のミドルハイ向けSoCであるDimensity 8350 Extremeを搭載していて、価格以上のポテンシャルを持つスマホとなっている。Pixel 10a同様に先代からSoCが刷新されることはなかったものの、かなり優秀なSoCだから欠点ではないと思う。実際、Pixel 10aに搭載されているTensor G4がミドルハイスマホの標準程度のベンチマークスコアであるのに対し、Dimensity 8350 Extremeは1割から2割ほど高いスコアになる傾向がある。
充電速度も有線で最大90Wとめちゃくちゃパワフル。90Wの充電では1%から100%までの所要時間が約40分と爆速な上に、独自規格ってわけでもないからUSB PDの環境さえ整えば簡単に実現できてしまう。無線充電に対応していないところが玉に瑕なんだけど、手軽にハイパワー充電ができるのは魅力的だ。
また、米軍MIL規格に準拠した23項目の耐久性試験とFCNT独自の落下試験にクリアしていて、公式サイトでは「大丈夫、強いから。落としてもあんしんの世界最高の頑丈さ。」と大々的なアピールがされている。とは言え、あくまでも信頼性を示すための試験にクリアしたよという話で、破損や故障を保証するするものではない。端的に言えば、設計への安心材料ということだろう。
地味ながら、microSDXCカードでのストレージ拡張に対応しているという強みもある。AI需要でメモリやストレージの価格が大幅に高騰する昨今、ユーザーのニーズに合わせて比較的安価にストレージ拡張が行える数少ないスマホとなっている。
結論
個人的にはデザイン性や価格の面からPixel 10aの8GB/128GBモデルを使ってるんだけど、客観的なコスパ基準で考えるとarrows Alpha2の8GB/256GBモデルがおすすめだ。