ミニマルライフでは基準やルールを設定することで、合理的かつ迷いのない選択ができるようになる。っていうのが個人的な結論なんだけど、その一例として目的の重複を避けようという話をしていきたいと思う。
1目的に対して1アイテムが原則
例えばハサミとカッターをそれぞれ所有していると、物を切るという1つの目的に対して2つのアイテムが存在することになる。これが典型的な目的の重複だ。この場合は「1目的に対して1アイテム」という原則に従い、どちらか一方を手放すというルールにする。
もっと視点を広げて目的の重複を考えてみると、ハサミとカッターに加えて包丁や爪切りなんかも一括りにできる。かなり極端な話にはなるけど、ハサミが1本あれば物を切ることも食材を切ることも爪を切ることも可能だから、カッターも包丁も爪切りも理論的には不要となる。まあ、衛生的な観点から包丁と爪切りは別で用意するのが定石だろう。
また、1目的に対して1アイテムとは言え例外もある。特に衣類なんかは1アイテムじゃどう考えても生活が不便になるし現実的じゃない。あくまでも原則であり、状況に応じて柔軟に対応していくことが大切になってくる。
複数目的に対して1アイテムが理想
ここで、さっきのハサミの話を思い出してほしい。その気になれば、1アイテムで複数の目的を果たせるようになるよという話だ。これは暴論のようで、ミニマルライフの理想的な考え方であり目指すべきところでもある。
じゃあその理想を実現するアイテムはあるのかと聞かれた時に真っ先に思いつくのはスマホだろう。スマホは1台であらゆる目的を果たし、あらゆるアイテムを代替する。メモ、カレンダー、決済、電話、カメラ、懐中電灯とパッと出てくるものだけでもこれだけの目的をあの薄い板1つでこなせてしまう。
ただ、1アイテムに複数の目的を持たせると器用貧乏になる傾向があり、それぞれの目的に対する専用品と比較すると機能的に劣ることが多いのも事実。カメラなんかはそれが顕著で、スマホのカメラではフルサイズ一眼の表現力に到底及ばないから多かれ少なかれ妥協が必要になる。
ここら辺は試行錯誤を繰り返して自分の最適解を見つけていきたいところ。それこそがミニマルライフの醍醐味であり本質である。
個人的に実践していること
参考までに、今回の内容を踏まえて私が実践していることをざっくり紹介しようと思う。スマホに関してはさっきも取り上げたから割愛する。
バックパックを収納にする
長期旅行やパソコンの携行用にバックパックを1つ所有しているものの、出番が少ないからいっそのこと収納にしたら意外と良かった。主に消耗品の予備と思い出グッズを入れている。
もちろん収納にできるのはバックパックだけではない。ショルダーバッグ、ウエストポーチ、スーツケースなんかも収納にできる。
USB-C端子のガジェットで揃える
所有しているガジェットの端子をUSB-Cに統一すると、充電もデータ転送もUSB-Cケーブル1本で完結できるようになる。
トップスとインナーを兼用する
夏にトップスとして着ていたTシャツを冬にインナーとして着ることで、1枚のTシャツを無駄なく使い倒せるという取り組み。個人的にこれをTシャツ二毛作と呼んでいる。
いかにもインナーですみたいな生地感だとトップスとして使いづらいし、かと言ってヘビーウェイトだとインナーとして使いづらくなるジレンマがあって意外と難しいかも。
現在はコンビニエンスウェアの「アウターTシャツ くろ」でTシャツ二毛作をしている。全国のファミリーマートで買えるから入手性も高くてオススメ。
アウターと靴は防水透湿素材にする
防水透湿素材っていうのは防水なのに内側の湿気を外に逃がしてくれる素材のことで、登山用のレインコートや靴に多く採用されている。各メーカーによっていろいろな種類があり、その中でもゴアテックスというものが代表的だ。
アウターと靴を防水透湿素材にする最大のメリットは傘が不要になることなんだけど、夏はアウターが使えないから多少の雨はご愛嬌。経験則的に靴が濡れないだけでも不快感は大幅に減るし、特に不満は無い。